◎17人は中部トルカの工場で製造された点滴用混合栄養剤を使用していた。
メキシコで特定の点滴バッグを使った新生児や未熟児など、17人が死亡し、当局が原因を調査している。現地メディアが10日に報じた。
保健省によると、亡くなった17人のうち16人は病院で治療を受けていた低体重の未熟児(新生児含む)で、もう1人は14歳であった。
17人は中部トルカの工場で製造された点滴用混合栄養剤を使用していた。
当局によると、この点滴バッグから2種類の細菌が検出されたという。
当局はこの工場と会社に操業停止命令を出し、全国の病院にこの工場で製造された点滴バッグを使用しないよう勧告した。
最初の症例は11月22日に報告された。当局によると、他の約20人がこの点滴バッグを使ったことで感染症にかかり、治療を受けている。
亡くなった17人のうち13人は中部メキシコ州にある3つの国立病院と1つの私立病院に入院していた。
保健省は声明で、「メキシコ州の医療機関で同様の特徴を持つ集団感染が発生していた可能性があるため、現在調査中である」と述べた。
隣接するミチョアカン州で3人、中部グアナファト州で1人の死亡が確認された。当局によると、17人は全員、同じ点滴バッグを使い、同じ細菌に感染していたという。