ハリケーン・イメルダが英領バミューダに接近、停電発生も大きな被害なし
イメルダはカテゴリー2の勢力でバミューダに接近。2日午前に熱帯低気圧となり、進路を変え、バミューダから離れた。
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ハリケーン・イメルダがカテゴリー2の勢力で英領バミューダに接近し、広い範囲で停電が発生した。現地メディアが2日に報じた。
それによると、市中心部で電柱が倒れたり、倒木被害が確認されたという。
バート(David Burt)首相は声明で、「重大な被害はなく、死傷者の報告がないことに安堵している」と述べた。
イメルダはカテゴリー2の勢力でバミューダに接近。2日午前に熱帯低気圧となり、進路を変え、バミューダから離れた。
政府は1日、学校や官公庁、国際空港を閉鎖し、100人の兵士を動員してインフラの確保、道路の清掃、避難所の支援にあたらせた。
現地メディアによると、ピーク時には1万8000世帯が停電したものの、2日正午の時点で大半が復旧したという。
イメルダが去った後も学校と官公庁は閉鎖されたままとなっている。当局は建物の被害状況などを確認した後、再開するとしている。
イメルダは今週初め、カリブ海北部を襲った。キューバ東部では洪水が発生し、2人が死亡。ハイチでも2人が負傷し、1人が行方不明になっている。
もうひとつのハリケーン・ハンベルトは9月30日にバミューダの西方を通過した後、10月1日に消滅した。
イギリスの気象台はその残骸が10月3日からアイルランドとイングランドの広い範囲に大雨をもたらす可能性があると警告している。