キューバ共産党、米国の主張を否定、キューバ軍がウクライナで戦闘に参加?
キューバはウクライナ戦争において同盟国ロシアを公然と支持する一方、和平交渉を促している。
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キューバ共産党は11日、「キューバがロシアによるウクライナ侵攻に加担している」という米国の主張を否定した。
米国はキューバの傭兵がウクライナ戦争の参加していると指摘。推定1000~5000人がロシア側で戦っている可能性があるという。
キューバはウクライナ戦争において同盟国ロシアを公然と支持する一方、和平交渉を促している。
キューバ外務省によると、傭兵の訪ロは2023年に初めて確認され、国内で調査が行われたという。その結果、当局はこれをキューバ人の傭兵と認定した。
同省は声明で、「2023年から2025年にかけて、傭兵行為の罪で40人の被告を刑事告発した」と説明した。
うち26人が懲役5年から14年の実刑判決を言い渡されたとのこと。
国連は今月、米国によるキューバへの経済封鎖解除を求める決議案の採決を予定している。この強制力のない決議案は1992年以来、毎年圧倒的多数で総会を通過している。
トランプ(Donald Trump)米大統領は就任初日、バイデン前政権が政権交代直前に決定したキューバに対する「テロ支援国家」指定解除を取り消し、制裁を強化した。