中米グアテマラのフエゴ山が噴火、周辺住民に避難指示
フエゴ山は首都グアテマラシティの南西約35キロに位置し、中央アメリカで最も活発な火山のひとつである。
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中米グアテマラのフエゴ山(3763メートル)が5日午前に噴火し、当局が周辺住民に避難を指示した。
国家災害対策調整委員会(CONRED)は声明で、チマルテナンゴ県など、周辺の5つのコミュニティに避難を命じ、5日正午の時点で594人が避難所に移動したと明らかにした。
またCONREDはフエゴ山の活動状況から、避難者の数はさらに増加する見込みであると述べた。
フエゴ山の麓の集落から避難したという男性はAP通信の取材に対し、「朝方に噴煙を確認し、自主的に避難した」と語った。
当局はフエゴ山に近い周辺3県の高速道路と幹線道路を閉鎖。39の学校が授業を中止した。
フエゴ山は首都グアテマラシティの南西約35キロに位置し、中央アメリカで最も活発な火山のひとつである。
2018年6月の噴火では194人が死亡、234人が行方不明になり、泥と灰でサンミゲルロスロテス村が消滅した。