◎このコンサートは独立記念日を祝うイベントのひとつで、地元のビールメーカーが主催し、市内のグラウンドで行われていた。
グアテマラの警察当局は15日、西部ケツァルテナンゴの屋外コンサート会場で群衆事故が発生し、少なくとも9人が死亡、20人が負傷したと発表した。
事故は15日未明に発生したと報告されている。
このコンサートは独立記念日を祝うイベントのひとつで、地元のビールメーカーが主催し、市内のグラウンドで行われていた。グアテマラは1891年9月15日にスペインから独立。201回目の独立記念日を迎えた。
警察によると、事故はロックバンドがライブを行っていた会場の入り口付近で発生したという。
ライブに参加した女性はAP通信の取材に対し、「雨の影響で足元がぬかるみ、滑りやすかった」と説明した。
主催者によると、ライブは14日午後から始まり、15日未明の時点で数千人が会場に残っていたという。
APの取材に応じた女性は、「会場の入り口は狭く、2つしかなかった」と述べた。「私たちはエリアの後方にいましたが、あまりに人が多かったため、終了前に会場を離れました...」
ソーシャルメディアで共有された動画には、数十人がおしくらまんじゅう状態でぶつかり、倒れ、叫び声が上がる様子が映っていた。
ケツァルテナンゴの市長はツイッターに、「イベントの主催者は許可証を持っている」と投稿した。
地元メディアによると、警察は会場の設営や運営に問題がなかったどうかを調べている模様。死傷者の身元は明らかにされていない。
