◎大統領選は6月25日に行われる予定だ。
2023年5月20日/グアテマラ、大統領選に立候補したピネダ氏(中央)(Moises Castillo/AP通信)

グアテマラの最高裁判所は26日、大統領選に出馬したピネダ(Carlos Pineda)候補が選挙法に違反した疑いがあるとして、立候補を取り消した。

選挙管理当局は今月、ピネダ氏が選挙法に違反した疑いがあるとして、立候補を取り消すと発表。ピネダ陣営は最高裁に上告していた。

大統領選は6月25日に行われる予定だ。

ピネダ氏は出馬不適格とされた3人目の大統領候補者である。

最高裁は25日に別の候補の上告を退けていた。それによると、この候補が選管に提出した書類には不備があったという。

一部の極右政党はジャマテイ(Alejandro Giammattei)大統領が司法制度を悪用し、候補者を絞り込んでいると主張している。

ピネダ氏は極右政党の支持を受けるポピュリストであり、ソーシャルメディアで差別的なキャンペーンを展開。今月初めに行われた世論調査では上位に食い込んでいた。

選管はピネダ氏の違法行為の詳細を明らかにしていないが、一部の地元メディアはピネダ氏が極右政党の幹部に現金を渡して候補者に選ばれたと伝えている。

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