メキシコシティで石油タンクローリー爆発、3人死亡、70人負傷
事故は市中心部の高速道路の下を走る幹線道路で発生。少なくとも18台の車が巻き込まれた。
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メキシコの首都メキシコシティで石油タンクローリーが爆発し、少なくとも3人が死亡、70人が負傷した。地元当局が10日、明らかにした。
それによると、事故は市中心部の高速道路の下を走る幹線道路で発生。少なくとも18台の車が巻き込まれた。
ブルガダ(Clara Brugada)市長は声明で、「18台の車が全焼、病院に搬送された70人のうち19人が意識不明の重体と報告を受けている」と明らかにした。負傷者には乳児と2歳の幼児が含まれていた。
ブルガダ氏は「石油タンクローリーが道路上で横転し、爆発したとみられる」と説明した。
消防が消火活動にあたり、数時間後に鎮火。警察が現場を封鎖し、経緯を調べている。
ソーシャルメディアで拡散した動画には複数の車が炎上する中、避難する人々の姿が映っていた。
メキシコでこのような事故が報告されたのは数年ぶり。
南部タバスコ州パライソで5年前に発生したタンクローリーの爆発事故では運転手、他の車の運転手、周辺住民など4人が死亡し、2台の車と4軒の住宅が全焼した。