▽犠牲者の遺族数人が政府、自治体、クラブ「ジェットセット」のオーナーを訴えた。
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中米ドミニカ共和国・首都サントドミンゴで発生したナイトクラブ屋根崩落事故の最初の訴訟が提起された。現地メディアが15日に報じた。
それによると、犠牲者の遺族数人が政府、自治体、クラブ「ジェットセット」のオーナーを訴えた。
遺族たちは損害賠償および、オーナーに対しては過失致死罪での実刑判決を求めている。
それ以上の詳細は明らかになっていない。
オーナーの広報担当は15日、当局の捜査に協力し続けると声明を出したが、訴訟には言及しなかった。
アビナデル(Luis Abinader)大統領は14日、民間企業が建設したナイトクラブのような施設を監督する政府機関がないことを認め、それを是正するための法案を起草中であると述べた。
この事故は市近郊にあるジェットセットで8日未明に発生。屋根が突然崩落し、231が死亡、189人が救助され、うち12人が入院している。
クラブでは当時、政治家、スポーツ選手、その他著名人が参加するコンサートが開かれていた。北部モンテクリスティ州の知事や元メジャーリーガー、コンサートに参加していたミュージシャンなどの死亡が確認されている。
崩落の原因は明らかになっていない。国内外の専門家チームが調査している。