スポンサーリンク
▽エルサルバドルの進歩主義者であるブケレ大統領は21年9月、世界で初めてビットコインを法定通貨に採用した。
2021年11月20日/エルサルバドルのブケレ大統領(Getty-Images/AFP通信)

中米エルサルバドル政府は5日、法定通貨のビットコインを買い増し、その合計が6102コインに達したと明らかにした。

この数日前、国際通貨基金(IMF)の理事会はエルサルバドルに対する14億ドルの融資プログラムを承認した。

エルサルバドルの進歩主義者であるブケレ(Nayib Bukele)大統領は21年9月、世界で初めてビットコインを法定通貨に採用した。

ビットコインは税金の支払いには使用できず、一般市民の取得は任意である。

IMFによると、政府は融資プログラムの交渉で、ビットコインをこれ以上購入しないと約束していたという。

国家ビットコイン事務局は声明で、「我々は最近のビットコイン準備基金におけるビットコイン保有量の増加について、IMF合意条件と一致していることを保証する」と述べた。

IMFはコメントを出していない。

AP通信によると、大統領府の報道官は質問に応じなかったという。

エルサルバドル国債は5日、2050年満期と2041年満期が1ドルあたり0.75セント値下がり。その他もほとんどが値下がりした。

現地メディアによると、エルサルバドルは先週IMFが融資プログラムを承認して以来、12枚のビットコインを購入している。

ビットコインの5日の取引価格は「1コイン=137万円」。エルサルバドル政府が保有するコインの価値は約5億5000万ドル(820億円)となっている。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク