▽事故は市近郊にあるクラブで8日未明に発生。屋根が突然崩落し、大勢が巻き込まれた。
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中米ドミニカ共和国・首都サントドミンゴのナイトクラブの屋根が崩落した事故について、地元当局は8日、これまでに44人の死亡を確認し、146人が負傷、救助活動を続けていると発表した。
事故は市近郊にあるクラブで8日未明に発生。屋根が突然崩落し、大勢が巻き込まれた。
アビナデル(Luis Abinader)大統領は非常災害対策本部を立ち上げ、関係閣僚に人命救助を最優先するよう命じた。
現地メディアによると、北部モンテクリスティ州の知事や元メジャーリーガー投手の死亡も確認されたという。
対策本部は声明で、「146人が近くの病院に搬送され、救急隊が生存者を捜索している」と述べた。
屋根が崩れた原因は明らかになっていない。事故時、クラブ内にいた人の数も不明である。
地元メディアによると、クラブでは当時、政治家、スポーツ選手、その他著名人が参加するコンサートが開かれていたという。
アビナデル氏は声明で犠牲者に哀悼の意を表し、「州知事や元スポーツ選手、コンサートに参加していたバンドのメンバーなど、少なくとも44人が亡くなったと報告を受けている」と述べた。
当局はMLBのニューヨーク・メッツなどでプレーしたオクタビオ・ドテル(Octavio Dotel、51歳)さんの死亡を確認したと報告している。
ドテルさんは1999年にメッツでデビューし、2013年までアストロズ、アスレチックス、ヤンキース、ホワイトソックス、タイガースなど、12以上のチームでプレーした。