ドミニカ・ナイトクラブ屋根崩落、オーナーと親族逮捕
この事故は市近郊にあるクラブ「ジェットセット」で4月8日未明に発生。屋根が突然崩落し、236人が死亡、200人近くが負傷した。
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ドミニカ共和国で4月に発生したナイトクラブの屋根崩落事故について、オーナーとその妹が逮捕された。現地メディアが13日に報じた。
それによると、2人は業務上過失致死傷罪などに問われている。
2人は12日に逮捕された。検察は48時間以内に裁判所に起訴状を提出する必要がある。
検事総長は声明で、「両容疑者はクラブの屋根が崩落するのを物理的に阻止しなかったことで、極めて重大な責任放棄と過失を示した」と述べた。
この事故は市近郊にあるクラブ「ジェットセット」で4月8日未明に発生。屋根が突然崩落し、236人が死亡、200人近くが負傷した。
検察はオーナーが会社従業員を脅し、警察の捜査に協力しないよう命じたと主張。従業員が証人として出廷する可能性があると示唆した。
このオーナーはドミニカで有力な実業家として知られ、高級エンターテインメント施設や数十のローカルラジオ局を所有している。
オーナーの弁護士は13日、記者団に対し、「今後数日以内に検察の証拠にアクセスできるようになる」と語った。
また弁護士は「誰もあのような事故を望んでいなかった」と述べた。
屋根が崩落した原因は明らかになっておらず、政府が任命した委員会が調査している。