ドミニカ当局、容疑者5人射殺受け警察官11人を逮捕
事件は首都サントドミンゴ近郊の都市で9月10日に発生。警察は容疑者たちが先に警察官に向けて発砲したと主張していた。
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ドミニカ共和国の警察当局は1日、先月の取り締まり中に容疑者5人が射殺された事件を受け、警察官11人を逮捕したと明らかにした。
それによると、捜査当局は9月30日に11人を逮捕したという。
事件は首都サントドミンゴ近郊の都市で9月10日に発生。警察は容疑者たちが先に警察官に向けて発砲したと主張していた。
当局によると、死亡した5人は誘拐、麻薬密売、殺人などの容疑をかけられていたギャングのメンバーとのこと。
逮捕されたのは警部補1人と巡査部長2人を含む11人。1日か2日に出廷する見込みだ。
地元の人権団体は射殺された5人のうち1人について、地元の理髪師で、ギャングのメンバーではないと主張していた。
この事件後、市内で抗議デモが行われ、人権団体は警察に調査を要求していた。
現地メディアによると、今年警察官が容疑者を射殺したケースは全国で150件以上確認され、24年通年の80件をすでに上回っている。