メキシコ北部の検察庁事務所にドローン爆弾、死傷者なし
事件は同州ティファナにある検察庁事務所で15日に発生。身元不明のドローンが事務所外にIED(即席爆発装置)とみられる爆弾を投下した。
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メキシコ北部バハ・カリフォルニア州の検察庁事務所で爆発があり、警察が捜査している。現地メディアが16日に報じた。
それによると、事件は同州ティファナにある検察庁事務所で15日に発生。身元不明のドローンが事務所外にIED(即席爆発装置)とみられる爆弾を投下したという。
州検察の長官は15日夜の記者会見で、「釘や金属片を詰めた粗末なIEDが検察庁誘拐対策部門の事務所外に落下し、車両数台に損傷を与えたものの死傷者は出なかった」と語った。
また長官は、犯罪集団が攻撃の背後にいると述べたが、具体的な組織名は明かさなかった。
バハ・カリフォルニア州は米カリフォルニア州と国境を接し、複数の麻薬カルテルやギャングが支配権を争っている。