コスタリカ選管、チャベス大統領の免責特権剥奪を議会に要請
チャベス氏は26年2月1日の大統領選に向け、自党候補を支援している。
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コスタリカの選挙管理委員会は7日、チャベス(Rodrigo Chaves)大統領が権力を乱用して来年の選挙に干渉したとして、同氏の免責特権を剥奪するよう議会(一院制、定数57)に要請した。
議会は先月、チャベス氏の免責特権をはく奪する法案を反対多数で否決した。
検察庁は7月、選挙資金の不正な調達に関する告発状を提出し、最高裁判所に対し、チャベス氏の免責特権を剥奪し、裁判にかけるよう求めていた。
選管はチャベス氏が「公職者が選挙関連問題に参加または言及することを禁じる規定に繰り返し違反している」と指摘している。
チャベス氏は選管の告発に対するコメントを出していない。
チャベス氏は26年2月1日の大統領選に向け、自党候補を支援している。
チャベス氏は汚職疑惑を否定。当局による告発を「検事総長と最高裁による政治的報復」と呼んだ。