◎捜索隊は小型機のものとみられる破片をリモン空港の沖合約28kmの地点で発見した。
コスタリカ(Getty Images/PAメディア)

コスタリカ政府は22日、沖合を飛行していた小型飛行機が消息を絶ったと発表した。

政府報道官によると、乗客5人はドイツ人とみられる。パイロットはスイス人。チャーター機だった。

機種は9人乗りのイタリア製双発ターボプロップ機「ピアジオP180アバンティ(Piaggio P.180 Avanti)」。21日にメキシコからカリブ海のリゾート地リモンに向かっている途中、レーダーから姿を消した。

コスタリカ当局によると、捜索隊は小型機のものとみられる破片をリモン空港の沖合約28kmの地点で発見したという。

乗客のひとりは国際的なフィットネスジムを経営する著名な起業家と伝えられている。

政府報道官は記者団に対し、「小型機のものとみられる破片を発見したが、それ以外の手がかりは今のところ見つかっていない」と語った。

トーレス(Jorge Torres)治安相は、「小型機はメキシコからリモンに向かっていた」と説明した。「管制官は21日の午後6時頃、ドイツ人5人を乗せた小型機がリモン空港に向かっていると警告を受けました」

報道によると、当局は小型機が消息を絶ったという通報を受け、直ちに捜索を開始したが、悪天候により一時中断を余儀なくされたという。

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