◎ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル間では自由往来が認められているため、必要書類を持っている者はそのまま進むことができたようだ。
ホンジュラス北部から米国を目指していた移民約500人がグアテマラ国境で警備隊と衝突し、解散を余儀なくされた。地元メディアが21日に報じた。
それによると、移民たちは国境を越えてグアテマラ領内に入ったものの、まもなく警備隊に拘束されたという。負傷者が出たという情報はない。
グアテマラのメディアは移民当局の話しとして、「一部が暴れたものの、武力は行使さず、対話で問題を解決した」と伝えている。
ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル間では自由往来が認められているため、必要書類を持っている者はそのまま進むことができたようだ。
書類を持っていない者はホンジュラスに戻ったと伝えられている。
当局は何人がグアテマラに入り、何人がホンジュラスに戻ったかは明らかにしていない。
このキャラバンは20日、第2の都市サンペドロスーラを出発した。ホンジュラスで移民の集団が確認されたのは約2年振り。
中南米からメキシコを目指す移民の多くが人身売買組織の助けを借りて少人数で行動する。キャラバンで国境検問所に向かっても追い返されることが多い。