ドミニカ共和国沖で移民船転覆、4人死亡、17人救助
船は海岸から500メートルほどの地点で転覆。10数人は自力で海岸にたどり着き、逃げた可能性がある。
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中米ドミニカ共和国東部の沖合で移民を乗せた船が転覆し、少なくとも4人が死亡、17人が救助された。当局が12日、明らかにした。
それによると、沿岸警備隊と海軍が捜索を続けているという。
AP通信は当局者の話しとして、「救助された17人は医療措置を受け、全員命に別条はない」と伝えている。
生存者によると、この船には約40人が乗っていたという。
船は海岸から500メートルほどの地点で転覆。10数人は自力で海岸にたどり着き、逃げた可能性がある。
生存者はハイチ人とドミニカ人で構成され、米領プエルトリコを目指していたとみられる。
ドミニカからプエルトリコへの海上渡航は過去数年間で大幅に増加している。
国連の専門機関である国際移住機関(IOM)によると、カリブ海では22年に少なくとも321人の移民が死亡または行方不明になった。