◎法案が成立すれば、30グラム未満の大麻を所持することが認められる。
大麻草(Jessie Wardarski/AP通信)

バハマ政府は25日、医療・宗教目的の大麻使用を合法化する法案を国会に提出した。

法案が成立すれば、30グラム未満の大麻を所持することが認められる。娯楽目的での大麻所持・使用は違法である。

地元メディアによると、大麻の栽培・小売・輸送ライセンスなどはバハマ人が所有する企業にのみ与えられるという。

さらに大麻の研究・試験・製造のライセンスもバハマ人が所有する企業にのみ与えられる予定だ。

中央政府の報道官は24日、「宗教目的の大麻は認可を受けた企業または組織の敷地内でのみ使用可能である」と記者団に語った。

政府はこの産業を規制する「大麻庁」の設立を計画している。

この問題に関する公聴会は来月予定されており、法案は来年までには審議入りする予定。

他のカリブ海諸国も大麻取締法を緩和している。

アンティグア・バーブーダは一般人の大麻使用を合法化した。ジャマイカも少量の大麻所持・使用を認め、米領バージン諸島は最近、レクリエーションでの使用を許可した。

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