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▽州警察はコメントを出しておらず、逮捕者は出ていないようだ。
メキシコ、中部モレロス州の通り(Getty Images)

メキシコ中部モレロス州郊外の町で正体不明の武装集団が銃を乱射し、少なくとも5人が死亡した。警察が14日、明らかにした。

それによると、現場は州都クエルナバカから数十キロ離れた郊外の町の通り。この地域では数年前から複数の麻薬カルテルやギャングが支配権を争っているという。

AP通信は関係者の話しとして、「殺害された5人は3月に予定されている町議会選に先立ち、土地開発や資源を管理する取り組みを戸別訪問で紹介していたようだ」と伝えている。

事件は13日の夕方に発生。この結果、町内の学校や小売店は軒並み閉鎖された。

クエルナバカの市長は攻撃を非難し、警察に容疑者を逮捕するよう求めた。

APによると、正体不明の武装集団が別の武装集団に攻撃を仕掛け、銃撃戦になったという。武装兵が選挙運動中の市民を狙ったかは分からない。

州警察はコメントを出しておらず、逮捕者は出ていないようだ。

事件現場近くの住民はAPの取材に対し、「戦闘が勃発した時、テレビを見ていた」と語った。「銃撃戦は数分続き、その後、複数の車が走り去っていきました...」

この町では昨年5月にも銃乱射事件があり、少なくとも8人が死亡。逮捕者は出ていない。

クエルナバカの中心部にある公立病院には24年4月に武装兵が押し入り、治療を受けていた男性患者を射殺している。

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