ザンビアの経済成長率、堅調に推移=財務省

財務省は今年のGDP伸び率見通しを5.8%、26年は6.4%、27年6.5%、28年5.1%と予測している。
アフリカ南部・ザンビアの鉱山(Getty Images)

アフリカ南部・ザンビアの財務省は21日、経済成長率の見通しを更新し、鉱業と農業部門の成長に支えられ堅調に推移するという見方を示した。

同行は数年にわたる債務再編交渉の後、昨年GDPに深刻な影響を与えた干ばつから回復しつつある。

財務省は今年のGDP伸び率見通しを5.8%、26年は6.4%、27年6.5%、28年5.1%と予測している。

政府は干ばつが水力発電と主要産業の生産性に深刻な影響を与えたことを踏まえ、太陽光発電などからの電力供給拡大に焦点を当てる方針を示している。

報告書によると、主要な輸出品である銅の生産量は来年100万トン超、2027年に120万トン、2028年130万トンを超える見込み。

ヒチレマ(Hakainde Hichilema)大統領は銅の生産量増加に努めており、今年度は第1四半期(1~3月)の生産増を背景に、100万トン以上を目指す方針だ。

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