◎ザンビアの国立公園で米国人観光客が死亡したのは今年2例目。
ザンビアの国立公園でアフリカゾウが観光客を乗せた車に体当たりし、米国人観光客が死亡した。地元当局が21日、明らかにした。
それによると、事件は南部のジンバブエ国境近くで20日午後に発生。64歳の女性が死亡したという。
地元当局は声明で、「アフリカゾウが橋の近くで渋滞に巻き込まれた車に体当たりし、車から降りた女性を踏みつけ、殺害した」と明らかにした。
公共放送ZNBCは警察関係者の話しとして、「米ニューメキシコ州在住の64歳女性は20日の午後17時50分頃、アフリカゾウの襲撃を受け、現場で死亡が確認された」と伝えている。
ザンビアの国立公園で米国人観光客が死亡したのは今年2例目。カフエ国立公園内で6人の観光客を乗せたサファリカーがゾウの体当たりを受け横転し、80歳の米国人女性が死亡した。
ザンビア当局は観光客に対し、公園の野生動物を観察する際には細心の注意を払うよう呼びかけている。