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▽3軍政は10年以上にわたってアルカイダやイスラム国(ISIS)系組織と戦ってきた。
左からマリ、ニジェール、ブルキナファソの軍事政権指導者(AP通信)

アフリカ西部のマリ、ブルキナファソ、ニジェールの軍事政権が輸入品に課税する。3軍政で形成されるサヘル諸国連合(AES)が29日、明らかにした。

それによると、この3カ国以外の輸入品に0.5%課税する。AESは3軍政がこの計画を承認し、即時発効したとしている。

3軍政は10年以上にわたってアルカイダやイスラム国(ISIS)系組織と戦ってきた。

3軍政は紆余曲折の末、AESを形成し、今年1月末に西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)から正式に脱退した。

課税計画は29日に承認され、直ちに発効した。この課税は3カ国以外から輸入されるすべての商品に適用されるが、人道援助は含まれないという。

AESは声明で、「この税金はAESの活動資金になる」と述べているが、詳細は明らかにしていない。

この決定は西アフリカ全体の自由貿易を終わらせ、3カ国と南のナイジェリアやガーナのような影響力のある民主主義国家との溝を浮き彫りにするものである。

AES結成後もサヘル地域で活動するイスラム過激派によるテロ攻撃は一向に収まらず、勢いを増しているように見える。

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