◎ウガンダを含む東アフリカ諸国の教育関係者は学校火災に警鐘を鳴らし続けている。
2022年10月25日/ウガンダ、首都カンパラの盲学校、現場検証を行う警察関係者(AP通信)

ウガンダの警察当局は25日、首都カンパラの郊外にあるサラマ(Salama)盲学校で火災が発生し、子供を含む11人が死亡したと発表した。

地元メディアによると、火災は25日の午前中に発生したという。

カンパラ警察の報道官は、「11人の死亡を確認し、6人が重体で医療機関に搬送された」と説明した。火元は調査中としている。

AFP通信は関係者の話を引用し、「7歳~10歳の児童を含む11人の遺体は見分けがつかないほど焼け焦げていた」と報じている。

警察はDNA検査を行うとしている。

この火災で息子を亡くしたという男性はAFP通信の取材に対し、「この悲しみは言葉では言い表せない」と語った。

地元メディアによると、サラマ盲学校は寄宿制で、1999年開校。生徒数は数十人。

ウガンダを含む東アフリカ諸国の教育関係者は学校火災に警鐘を鳴らし続けている。

ウガンダの学校の消火設備は整っておらず、電気系統の接続不良で火災が発生することも珍しくない。

カンパラで2020年に発生した寄宿学校の寮火災では2棟が全焼した。

2008年の寄宿学校火災では小学生19人が死亡している。

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