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▽治安当局は3月26日、キール大統領と対立するマシャール副大統領を逮捕・勾留した。
2025年4月3日/南スーダン、首都ジュバの空港、キール大統領(右)とウガンダのムセベニ大統領(ロイター通信)

ウガンダのムセベニ(Yoweri Museveni)大統領が3日、南スーダンの首都ジュバに到着した。

現地メディアによると、ムセベニ氏はキール(Salva Kiir)大統領に出迎えられ、ジュバ市内の大統領府に向かったという。

治安当局は3月26日、キール氏と対立するマシャール(Riek Machar)副大統領を逮捕・勾留した。

マシャール派の議員団はキール氏を非難し、「政府が2018年の和平合意を破壊した」と主張。「副大統領の逮捕は政府が平和と安定を望んでいないことを意味している」と述べ、内戦が再燃する恐れが高まった。

ムセベニ氏は先月、ジュバの安全を守るために陸軍を派遣。この派遣がマシャール派の反発を招いたと指摘する専門家もいる。

アフリカ連合(AU)や東アフリカ共同体(EAC)などが南スーダンに代表団を派遣し、危機を緩和すべく、関係者と協議している。

ムセベニ氏は記者団に対し、「二国間関係を強化することを目的とした話し合いを行う予定だ」と語った。

南スーダンは2011年に独立。2年後の2013年、キール氏に忠実な組織がマシャール氏の支持勢力に攻撃を仕掛け、内戦が勃発。18年の和平合意で終結した。その犠牲者は40万人以上と推定されている。

キール氏はマシャール氏に近い政府高官を解任し、マシャール派を怒らせている。

3月初旬、北東部で国軍とマシャール派の民兵が衝突。国軍はこの攻撃により撤退を余儀なくされた。

キール氏はこれに反発し、マシャール派の閣僚を含む複数の幹部を逮捕した。

ウガンダは内戦中、キール派を支援。マシャール派とは犬猿の仲である。

マシャール派は内戦中、複数の民兵組織と同盟を結んでいた。マシャール派の議員団は現在も同盟関係が続いているという政府の非難を否定している。

ムセベニ氏の息子であるウガンダ軍最高司令官のカイネルガバ(Muhoozi Kainerugaba)将軍は1日、民兵組織が南スーダン軍への攻撃を停止したため、自軍にも攻撃を控えるよう命じたと明らかにした。

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