ウガンダ・ムセベニ大統領、再選目指す意向、統治40年
ムセベニ氏は1986年に権力を掌握。アフリカ大陸で4番目に長く国を統治する指導者だ。
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アフリカ東部・ウガンダのムセベニ(Yoweri Museveni、80歳)大統領が来年1月に予定されている大統領選で再選を目指す予定だ。与党・国民抵抗運動(NRM)が24日、明らかにした。
ムセベニ氏の出馬は広く予想されていたが、NRMが公式に確認したのは初めてである。
同国は26年1月に総選挙を実施する予定。
ムセベニ氏は1986年に権力を掌握。アフリカ大陸で4番目に長く国を統治する指導者だ。NRMは過去2回、憲法を改正してムセベニ氏の統治を延長可能にした。
国営テレビはNRM幹部の声明を引用し、ムセベニ氏は6月28日に立候補書類を受け取り、NRMの公認候補になる予定であると報じた。
ムセベニ氏の対抗馬は前回選挙(21年)で2位となった野党党首ボビ・ワイン(Bobi Wine、本名:ロバート・キャグラニ、43歳)氏。先月、大統領選に出馬すると表明した。
ワイン氏は21年の結果を否定、選挙管理委員会が票を操作し、治安部隊が有権者を脅迫したムセベニ氏への投票を強制したと主張した。
人権団体もムセベニ氏が権力を維持するために治安部隊を利用していると長い間非難してきたが、ムセベニ氏はこれを否定している。