▽事件はマルサアラムの北部に位置するビーチの沖合で発生。遊泳区域外で泳いでいた2人が襲われた。
ホホジロザメ(Getty Images)

エジプト南東部マルサアラムのビーチで観光客がサメに襲われ、1人が死亡、1人が負傷した。地元当局が29日、明らかにした。

それによると、事件はマルサアラムの北部に位置するビーチの沖合で発生。遊泳区域外で泳いでいた2人が襲われたという。

AFP通信はイタリア外務省関係者の話しとして、「死傷した2人はイタリア国籍であることが確認された」と伝えている。

それによると、死亡したのはローマ在住の48歳男性。負傷したのは69歳男性。

エジプト当局によると、2人は観光でマルサアラムを訪れていたという。

当局はこの事件を受け、マルサアラムの海水浴場を全て閉鎖した。

米フロリダ自然史博物館の統計によると、2022年に世界でサメに襲われ死亡した人は確認できているだけで5人。南アフリカで2人、エジプトで2人、米国で1人が死亡した。

過去10年間では世界で数十人が死亡。直近の事件は23年6月、エジプトの紅海に面したリゾート都市ハルガダで24歳のロシア人男性が死亡した。

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