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▽警察は会場に催涙ガス弾を撃ち込み、支持者を追い払ったという。負傷者の情報はない。
アフリカ東部・タンザニア、野党指導者のトゥンドゥ・リス氏(Getty Images/AFP通信)

アフリカ東部・タンザニアの野党指導者であるトゥンドゥ・リス(Tundu Lissu)氏が選挙集会での演説を終えた直後に逮捕された。現地メディアが9日に報じた。

それによると、リス氏は9日、野党CHADEMAの集会で演説した後、警察に逮捕されたという。

警察は声明を出していない。

リス氏は今年10月の総選挙に向け、「改革なくして選挙なし」というスローガンの下、全国で集会を開き、選挙法の改正を呼びかけていた。

CHADEMAはX(旧ツイッター)への投稿で、「リス氏が逮捕された理由は分かっておらず、どこに連行されたかも不明だ」と述べた。

それによると、警察は会場に催涙ガス弾を撃ち込み、支持者を追い払ったという。負傷者の情報はない。

リス氏を含む複数のCHADEMA議員が逮捕されたという情報もある。

リス氏は2017年の暗殺未遂事件で16発の銃弾を浴びながらも生還した。

与党・タンザニア革命党(CCM)を率いるハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領は10月の大統領選で再選を目指している。CHADEMAはまだ大統領候補を選んでいない。

与党は改革を求める野党の要求を長年無視してきた。

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