▽ソマリア沖で横行していた海賊行為は2011年をピークに減少していたものの、過去2年で新たな攻撃が何件か報告されている。
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アフリカ東部・ソマリア沖を航行していたイエメン船籍の漁船が海賊に拿捕された。EUの海軍部隊アスピデスが17日、明らかにした。
それによると、海賊はソマリア北東部のプントランド自治領沖で漁船をシージャックしたという。
アスピデスは声明で「7人の海賊がソマリア人乗組員8人を乗せたイエメン船籍の漁船に乗り込んだ」と述べた。
乗組員の安否は明らかになっていない。
ソマリア沖で横行していた海賊行為は2011年をピークに減少していたものの、過去2年で新たな攻撃が何件か報告されている。
米国やEUなど、多くの西側諸国がソマリア沖で海上警備に当たっている。
世界銀行はソマリアの海賊が2005~12年にかけて、乗組員を人質にすることで3億4000万~4億1300万ドルを稼いだと推定している。
海賊の脅威は国際的なパトロールの強化、ソマリア政府の取り締まり強化、その他努力によって減少した。
しかし、ガザ紛争をめぐってイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で船舶への攻撃を開始した後、海賊がそれに便乗して活動を活発化。海賊による襲撃は昨年、増加に転じた。
ソマリア沖では昨年、海賊によるシージャックが7件報告されている。
今年2月にも同じ海域でイエメン籍の漁船がシージャックされた。