ケニア大統領警護官刺殺事件、容疑者を精神鑑定へ
捜査当局は「悪魔の指示を受けた」と主張する容疑者の精神鑑定実施を理由に、裁判所へ勾留延長を申請した。
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ケニア国家警察は14日、大統領府前で警備員を刺殺した容疑者について、14日間の勾留延長が認められたと明らかにした。
この事件は警備上の失態と見なされている。
捜査当局は「悪魔の指示を受けた」と主張する容疑者の精神鑑定実施を理由に、裁判所へ勾留延長を申請した。
警察によると、男はホームレスに扮して大統領府正門に近づき、弓矢で警備員の胸部を刺した。警備員は病院で死亡が確認された。男は現場で逮捕された。
警察は容疑者の認否を明らかにしていない。2人に面積があったかどうかも不明だ。
地元テレビ局は情報筋の話しとして、「容疑者は悪魔の使い、悪魔の指示を受けて攻撃を実施したなど、意味不明な供述を繰り返している」と伝えている。
また容疑者は取調室で警察官に噛みつこうとしたとされる。
首都ナイロビの判事は容疑者が襲撃時に脚を負傷したと主張したため、まず病院で治療を受けるべきと指摘した。地元メディアによると、容疑者は法廷に足を引きずりながら出廷した。
事件発生時、ルト(William Ruto)大統領は執務室にいた。大統領府は警察の精鋭部隊が警備している。