▽それ以上の詳細は明らかになっておらず、軍用機が破壊された経緯は不明。
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アフリカ北東部・スーダンの首都ハルツーム近郊にある空軍基地で軍用機が「破壊」され、数人の兵士と民間人が死傷した。軍事政権が25日、明らかにした。
それによると、軍用機は離陸中に破壊されたという。
それ以上の詳細は明らかになっておらず、軍用機が破壊された経緯は不明。準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が関与しているかどうかや、正確な死傷者数も明らかになっていない。
AP通信は軍政当局者の話しとして、「軍用機は離陸した直後に失速、墜落した」と伝えている。
軍政とRSFは23年4月からハルツームなどの支配権を争っている。
この内戦は世界最悪の人道危機に発展。人口の半数以上にあたる約2500万人が飢餓に直面し、数万人が死亡、1300万人以上が避難を余儀なくされ、うち300万~350万人が周辺国に逃れたと推定されている。
激戦が続くダルフール地方では複数の地域で餓死者が出ているという情報もある。被害の全容は明らかになっておらず、調査が進む目途も立っていない。
国連は23年4月~24年6月の間にハルツームだけで2万6000人以上が死亡。さらに数千人が病気や栄養失調などで死亡したと推定している。
軍政は23日、ハルツームの南方に位置する北コルドファン州の州都エル・オベイドをRSFから奪取したと発表した。