スーダン軍がダルフール空港を空爆、RSFの傭兵40人超死亡
国営テレビは空軍の戦闘機がアラビア湾地域の軍事基地から離陸し、RSFの支配下にあるダルフールの空港を爆撃したと速報で報じた。
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アフリカ北東部・スーダンの軍事政権がダルフール地方の空爆を空爆し、準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の傭兵40人以上が死亡、軍用機などを破壊した。現地メディアが7日に報じた。
AP通信によると、空爆は6日に実施され、コロンビア出身とされる傭兵40人以上が死亡、UAE(アラブ首長国連邦)がRSFに提供したとされる軍用機や装備などが破壊されたという。
国営テレビは空軍の戦闘機がアラビア湾地域の軍事基地から離陸し、RSFの支配下にあるダルフールの空港を爆撃したと速報で報じた。
APは治安筋の話しとして、「政府はRSFを支援する勢力への警告としてこの空爆を実施し、大きな戦果をあげた」と伝えている。
RSFはコメントを出していない。
UAE外務省の報道官はAPの取材に対し、スーダン軍の主張を「偽情報」と一蹴した。
また報道官は「スーダン軍は偽情報と責任転嫁キャンペーンを継続し、内戦の責任を他国になすりつけようとしている」と述べた。
軍政とRSFは23年4月から首都ハルツームなどの支配権を争っている。
この内戦は世界最悪の人道危機に発展。人口の半数以上にあたる約2500万人が飢餓に直面し、数万人が死亡、1400万人以上が避難を余儀なくされ、うち約500万人が周辺国に逃れたと推定されている。
激戦が続くダルフール地方では複数の地域で餓死者が出ているという情報もある。被害の全容は明らかになっておらず、調査が進む目途も立っていない。
国連は23年4月~24年6月の間にハルツームだけで2万6000人以上が死亡。さらに数千人が病気や栄養失調などで死亡したと推定している。
正確な死傷者数は明らかになっていないが、昨年公表されたデータによると、開戦から14か月間でハルツームだけで6万1000人が死亡した可能性がある。
国連は4月に公表した報告書で、コロンビアの傭兵がダルフールで活動し、RSFを支援するために民間警備会社に雇われていたことを確認した。
コロンビア外務省も自国民がダルフールにいることを認め、安全な帰還を確保するための委員会を立ち上げている。
スーダン軍政はUAEがRSFに武器を供給し、その影響で内戦が長引いていると主張。UAEはこれを否定している。
UAEの航空当局は6日、スーダンの航空機の入域を禁じた。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは昨年11月、UAEが製造し、フランスの防衛システムを搭載した装甲車をRSFが使用していると報告した。
ソーシャルメディアでも軍に鹵獲されたり破壊されたりしたUAE製装甲兵員輸送車(APC)の写真が拡散している。