◎この事故で少なくとも14人が死亡、20人が重軽傷を負い、近くの診療所に搬送された
スーダン当局は31日、エジプト国境に近い北部州の金鉱山で崩落事故が発生し、鉱夫少なくとも14人が死亡したと発表した。
国営スーダン通信(SUNA)によると、事故は30日午後にエジプト国境近くの丘陵にある金鉱山で発生したという。
この事故で少なくとも14人が死亡、20人が重軽傷を負い、近くの診療所に搬送された。
SUNAは金鉱山を所有する会社の声明を引用し、「救助活動はすでに終了しており、犠牲者の遺体は近くの集落に埋葬された」と報じている。
目撃者によると、鉱夫たちは重機を使って金脈を探していたところ、斜面が崩壊したという。
スーダンはアフリカの金生産国のひとつであり、全国各地に鉱山が点在している。
専門家によると、そこに安全基準という概念は存在せず、金脈を探し当てたい鉱夫や不法移民が好き放題斜面を削るため、崩落事故が多発しているようだ。
西コルドファン州で2021年に発生した崩壊事故では少なくとも31人が死亡したと報告されている。