◎71歳のキール大統領が「おもろし」したように見える映像は昨年12月に放送され、オンラインで広く共有された。
2022年9月13日/ケニア、首都ナイロビ、南スーダンのキール大統領(Brian Inganga/AP通信)

南スーダンの国家安全保障局は18日、キール(Salva Kiir)大統領が式典中に「おもらし」したように見える映像を撮影した国営テレビの職員を全員解放した。

国営テレビの職員やジャーナリスト少なくとも7人は今年1月、道路建設プロジェクトの落成式に出席したキール氏の映像を報じた後、拘束された。

同国のジャーナリスト協会によると、最後まで拘束されていた2人は17日遅くに解放されたという。

同協会は声明の中で、「我々はこれからもジャーナリストが自由かつ安全に活動できる環境を守る取り組みを続ける」と述べている。

71歳のキール氏が「おもろし」したように見える映像は昨年12月に放送され、オンラインで広く共有された。

キール氏は国歌斉唱の際、ズボンに広がった「シミのように見えるもの」を直視していた。

釈放されたジャーナリストのひとりはフェイスブックにコメントを投稿。約2カ月間監禁され、体調を崩したと書き込んだ。

キール氏はこの事件に関するコメントを出していない。

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