南スーダン政府が石油輸出再開、武装勢力の攻撃で操業停止
石油省の報道官は首都ジュバの記者団に対し、「我が国の原油生産、輸送、輸出は正常に戻った」と語った。
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南スーダン政府は19日、隣国スーダンの武装勢力によるドローン攻撃を受け操業を停止した石油施設の運用を再開したと明らかにした。
石油省の報道官は首都ジュバの記者団に対し、「我が国の原油生産、輸送、輸出は正常に戻った」と語った。
また報道官は「原油輸送は現在、指定パイプラインを経由し、紅海沿岸の海洋ターミナルにある輸出拠点へ正常に流れている」と述べた。
隣国スーダンの軍事政権と2年以上に渡って激戦を繰り広げている準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は先週、南スーダン国境から数キロの地点にある石油処理施設2カ所を攻撃した。
南スーダン当局はこのドローン空爆で職員1人が死亡、もう1人が負傷したと報告している。
RSFはその後、南スーダンの別の石油関連施設と発電所を攻撃したと伝えられている。この攻撃による死傷者や被害の程度は明らかになっていない。
