◎ラモラ外相は会談後の記者会見で、「両国の貿易・防衛関係は今後ますます発展すると確信している」と語った。
南アフリカのラモラ(Ronald Lamola)外相が5日、ケープタウンでイギリスのラミー(David Lammy)外相と会談し、二国間協定に署名した。
ラモラ氏は会談後の記者会見で、「両国の貿易・防衛関係は今後ますます発展すると確信している」と語った。
ラミー氏は国連安全保障理事会における南アフリカの常任理事国入りを支持すると示唆したうえで、「イギリス政府はアフリカ諸国を常任理事国入りさせるという立場を堅持し、中国とロシアの動向を注視しながら、話を前進させていく覚悟だ」と述べた。
ラモラ氏はイギリスを最重要同盟国のひとつと強調した。
またラモラ氏は「両国と両国民の間にある友好の絆を深化させる」と強調した。
さらに、パンデミックの影響で両国の貿易と投資がこの3年、やや停滞していると指摘。「この協定が回復のきっかけになるよう、官民で連携して貿易と投資を相互に強化していくことが重要だ」とした。