◎5人の遺体はヨハネスブルグ西部のスラム街にある廃坑の近くで見つかった。
南アフリカ・ヨハネスブルグ西部で鉱山労働者5人の遺体が発見された。地元警察が7月31日、明らかにした。
それによると、5人の遺体はヨハネスブルグ西部のスラム街にある廃坑の近くで見つかったという。5人は不法就労者とみられる。
警察は声明で、「不法就労者の2つのグループ間で抗争が発生し、銃撃戦になったようだ」と述べている。
南アの廃坑や非合法鉱山では何万もの不法入国者が働いている。
地元メディアによると、ヨハネスブルグ一帯には1880年代のゴールドラッシュ時に開発された鉱山、坑道、大きな穴や溝が点在しているという。
これらの廃坑につながる道路は地元のギャングが管理しており、警察も容易に手出しできないようだ。
昨年9月にもヨハネスブルグ近郊のスラム街で鉱山労働者とみられる7人の射殺体が発見された。