◎タンクローリーは低い道路を無理やり突っ切ろうとし、タンクが破損・爆発したとみられる。
2022年12月24日/南アフリカ、ヨハネスブルグ東部、液化石油ガスを積んだタンクローリーが爆発した現場(Hein Kaiser/AP通信)

南アフリカ当局は24日、ヨハネスブルグ東部の道路で石油タンクローリーが爆発し、少なくとも9人が死亡、数十人が負傷したと発表した。

消防などによると、タンクローリーは液化石油ガス(LPG)を運んでいたという。

地元警察は声明で、「タンクローリーは橋の下を通る道路で身動きが取れなくなり、爆発した」と説明している。

爆発は24日の早朝に発生した。目撃者の証言によると、現地時間6時35分頃に爆発したとみられる。

消防の報道官は記者団に対し、「タンクローリーは低い道路を無理やり突っ切ろうとし、タンクが破損・爆発したとみられる」と語った。

ロイター通信などによると、この爆発で橋の一部が崩壊し、乗用車少なくとも2台と消防車が全焼したという。

橋のすぐ近くには病院があり、負傷者が次々に運び込まれた。

ソーシャルメディアで共有された動画にはタンクローリーの消火を試みる消防士たちが映っている。しかし、消火中に大きな爆発が発生し、消防車が巻き込まれた。

爆発を目撃した男性はロイター通信に、「爆発音がした後、橋の下と周辺で火災が発生した」と語った。

爆発直後に撮影されたと見られる映像には橋の上の道路で火傷を負った人の姿が映っていた。

地元のテレビ局は関係者の話を引用し、「運転手は死亡した」と報じている。

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