◎現場はモガディシオ近郊の警察学校のすぐ近くにあるカフェ。荷物を持った男が自爆した。
アフリカ東部・ソマリアの首都モガディシオで自爆テロが発生し、7人が死亡、6人が負傷した。警察が17日、明らかにした。
それによると、現場はモガディシオ近郊の警察学校のすぐ近くにあるカフェ。荷物を持った男が自爆したという。
警察は声明で、「この自爆攻撃により、7人が死亡、6人が重軽傷を負い、その中には警察官も含まれる」と明らかにした。
事件後、アルカイダ系組織アルシャバーブが関連するウェブサイトに犯行声明を掲載した。
爆発を目撃したという男性はAP通信の取材に対し、「カフェは当時、お茶を楽しむ人でいっぱいだった」と語った。
負傷者を受け入れた病院はAPに、「その多くが重傷で、現在治療を受けている」と述べた。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつ。ソマリア南部と中部の大部分を支配し、モガディシオ近郊まで支配地域を拡大したとされる。
モガディシオでは8月初め、ビーチ沿いの人気ホテルにアルシャバーブの戦闘員が押し入り、少なくとも2人が自爆。他の戦闘員が銃を乱射し、37人が死亡している。