◎ソマリアの政府機関が特定のSNSへのアクセスを禁じようとするのはこれが初めて。
ソマリア政府が21日、中国のソーシャルメディアアプリ「ティックトック(TikTok)」や「テレグラム(Telegram)」など、特定のSNSプラットフォームへのアクセスを禁じると発表した。
中央政府はこれらのSNSが過激なコンテンツ、ヌード画像、その他ソマリアの文化やイスラム教にとって不快なものを拡散する可能性があるとして、国内での使用を禁じる予定だ。
また政府はオンラインカジノ「ワンバイベット(1xBET)」にも同様の措置を取るとしている。
ソマリアの政府機関が特定のSNSへのアクセスを禁じようとするのはこれが初めて。これは閣議決定済みであり、8月24日に発効する。民間のプロバイダはこれに従う必要がある。
ソマリアで多くのSNSフォロワーを持つ男性はツイッターに声明を投稿。政府の決定を非難した。「たとえティックトックへのアクセスを禁じられても、我々はあらゆる手段を駆使してそれを利用します...」
仮想プライベートネットワーク(VPN)を利用すれば検閲や位置情報に基づく閲覧制限を回避することができる。