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▽事件は11日に発生。ホテルの近くで自動車爆弾が爆発した後、複数人がホテルに押し入り、銃を乱射。治安部隊が応戦し、銃撃戦になった。
2025年3月12日/ソマリア、中部ベレドウェイン、テロ攻撃があったホテル近くの通り(AP通信)

アフリカ東部・ソマリア中部ベレドウェインのホテルで発生した襲撃事件について、地元当局は12日、イスラム過激派組織アルシャバーブの戦闘員全員を殺害したと明らかにした。

事件は11日に発生。ホテルの近くで自動車爆弾が爆発した後、複数人がホテルに押し入り、銃を乱射。治安部隊が応戦し、銃撃戦になった。

地元当局は少なくとも6人が死亡、複数人が負傷したと報告していた。

ベレドウェインの市長は12日、フェイスブックへの投稿で、「治安部隊がアルシャバーブによるホテル占領を終わらせ、戦闘員6人を殺害した」と書いた。

この襲撃で何人の市民が死傷したかは明らかになっていない。このホテルにはテロ発生時、地元の酋長やアルシャバーブとの戦争に携わっている軍関係者が宿泊していた。

AP通信は11日、目撃者の話しとして、「地元の著名な酋長2人を含む6人が殺害された」と報じていた。

ベレドウェインは首都モガディシオの北方約335キロに位置し、政府によるアルシャバーブ掃討作戦の戦略的拠点のひとつである。

事件後、アルシャバーブが犯行声明を出した。

アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。

ソマリア政府とアルシャバーブは戦争状態にある。

アルシャバーブは政府高官や軍人を標的とした爆弾テロや襲撃を頻繁に行っている。

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