▽当局は24日、260人のうち79人が地上に戻ったと明らかにした。
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南アフリカ・ヨハネスブルク近郊の金鉱山に閉じ込められた260人の救助作業が順調に進んでいるようだ。
当局は24日、260人のうち79人が地上に戻ったと明らかにした。
この金鉱山はヨハネスブルクの西方約60キロに位置し、22日に坑道で不具合が発生したとのこと。
地元テレビ局は当局者の話しとして、「徒歩で出口付近まで移動することは可能だが、従業員の安全を考慮し、トロッコが使用可能になるまで休憩所で待機することが決まった」と報じていた。
報道によると、24日の午後1時30分時点で79人が地上に戻ったという。
ロイター通信は当局者の話しとして、「残り181人の従業員には食事が提供され、安全が確認され次第、地上に引き上げられる予定である」と報じた。
従業員たちは丸2日身動きができない状態。会社は従業員が地上に戻る予定時間を何度も変更していた。
会社は鉱山への立ち入りを禁じているため、中でどのような作業が行われているかは不明である。
地元テレビ局が報じた映像には地上に戻った従業員とみられる集団がバスに乗り込む様子が映っていた。
ヨハネスブルグの南西約150キロに位置する違法鉱山では昨年末から今年初めにかけて、多くの不法移民が拘束された。
警察は数か月間にわたる救出作業の末、78人の遺体を収容し、246人を救助。約2000人が当局の管理下に置かれた。