◎サイバー攻撃は26日に報告され、同政府のウェブサイトが閲覧できなくなった。
国際ハッカー集団「アノニマス(Anonymous)」とつながりのある組織によるサイバー攻撃を受けたセネガル政府の公式ウェブサイトが27日、復旧した。
サイバー攻撃は26日に報告され、同政府のウェブサイトが閲覧できなくなった。
大統領府の報道官は26日の声明で、「著名なハッカー集団とのつながりを疑われる組織が犯行声明を出した」と明らかにしていた。
それによると、攻撃者はウェブサイトに犯行声明を残していたという。「私たちはセネガル国民の大統領を自由に選ぶ権利への連帯を表明します...」
同国の大統領選は来年予定されており、現職のマッキー・サル(Macky Sall)大統領が憲法を無視して3期目を目指すのではないかという懸念が高まっている。
一方、2019年の大統領選で3位となり、次の大統領選にも立候補する見込みの野党党首ウスマン・ソンコ(Ousmane Sonko)氏は現在、刑事裁判の真っ最中である。検察は今週、懲役10年を求刑した。