◎映像にはキール大統領が国歌斉唱時、ズボンに広がったシミのように見えるものを直視しているところが映っていた。
南スーダンのジャーナリスト組合は6日、キール(Salva Kiir)大統領がイベント中に「おもらし」したように見える映像が国営テレビで放送された後、テレビ局のスタッフ6人が拘束されたと明らかにした。
この映像は昨年12月に放送され、オンラインで広く共有された。
映像にはキール氏が国歌斉唱時、ズボンに広がったシミのように見えるものを直視しているところが映っていた。
ジャーナリスト組合によると、スタッフ6人は治安当局に拘束されたという。同組合は政府に対し、スタッフを速やかに開放するよう要請した。
6人は映像に問題があることを認識したうえで公開に踏み切ったと疑われているようだ。
地元メディアによると、大統領府と国営テレビはおもらし疑惑に関する質問を受け付けなかったという。
キール氏は同国が2011年にスーダンから独立して以来、大統領を務めている。2018年に終結した内戦の犠牲者は40万人と推定されている。
2018年の和平合意には大統領選に関する取り決めも含まれていたが、最近の混乱を受け、2024年後半に延期された。
#SouthSudan Today @UJOSS1 calls for speedy conclusion to investigation of detained SSBC staff. The journalists body calls for due process in the circumstances in the event that there is a prima facie case. pic.twitter.com/GxQDwXlQbv
— South Sudan Human Rights Defenders Network (@sshrdNetwork) January 6, 2023