◎ロナウジーニョさんはチュニジア観光協会のアンバサダーに選ばれ、同国を初めて訪問した。
チュニジアの首都チュニスで20日、ブラジルの伝説的サッカー選手ロナウジーニョ(Ronaldinho)さんがサッカーファンと交流した。
ロナウジーニョさんはチュニジア観光協会のアンバサダーに選ばれ、同国を初めて訪問した。
同国の観光産業はGDPの約15%を占めていたが、コロナウイルスの感染拡大で失速し、多くの失業者を出した。
ロナウジーニョさんは首都チュニス郊外の観光都市シディ・ブ・サイドを視察し、地元のサッカーファンと交流した。
報道によると、地元の人気ラッパーがロナウジーニョさんを招待したという。
ロナウジーニョさんは今後、チュニジア観光局の支援を受けながら、チュニジアの魅力を世界に発信していくことになる。
地元のサッカー少年と交流したロナウジーニョさんは、ローマ帝国時代の遺跡であるドゥッガとエル・ジェムの円形闘技場にも足を運んだ。その後、チュニス近郊の地区で開催された集会にも参加したと伝えられている。
ロナウジーニョさんは数日チュニジアに滞在する予定。
チュニジア政府は観光産業を活性化させる取り組みに注力している。
ロナウジーニョさんは元ブラジル代表のスーパースターで、2004年と2005年にFIFA最優秀選手賞、2005年にバロンドールを受賞。2002年にはブラジル代表の主力選手としてFIFAワールドカップ優勝に貢献した。