バンが高速道路逆走しトラックと衝突、21人死亡 ナイジェリア

事故は同州北部の高速道路で6日に発生。乗客を乗せたバンが逆走し、大型トラックと正面衝突した。

ナイジェリア北部カノ州の高速道路で大型トラックとバンが衝突し、少なくとも21人が死亡した。警察が7日、明らかにした。

それによると、事故は同州北部の高速道路で6日に発生。乗客を乗せたバンが逆走し、大型トラックと正面衝突したという。

地元テレビ局は州警察の声明を引用し、「初期調査の結果、乗客を乗せた商用車の運転手が高速道路を逆走し、トラックと正面衝突した」と伝えている。

この事故によりバンの運転手を含む21人が死亡、トラックの運転手を含む3人が病院に搬送された。

警察によると、2024年に全国で報告された交通事故は9570件。5421人が死亡した。

ナイジェリアは世界で最も交通事故の多い国のひとつであり、毎年推定5万～6万人が死亡している。原因の大半が無謀運転とルール無視だ。

カノ州では5月末、バスが橋から転落し22人が死亡した。