◎コートジボワールの人口は約2900万人。道路の整備は近隣諸国に比べると行き届いているが、近年交通事故が増加傾向にあるという。
コートジボワール、首都ヤムスクロ(Getty Images)

アフリカ西部・コートジボワール中部で2台のミニバスが衝突し、少なくとも26人が死亡、28人が負傷した。地元警察が6日、明らかにした。

それによると、事故は中部イシア近郊の集落で発生。ミニバス同士が正面衝突し、炎上したという。

事故原因は明らかになっておらず、運転手の安否も不明である。

地元メディアによると、犠牲者のうち10人が衝突後の火災で死亡したという。地元テレビ局が報じた映像には炎に包まれる2台の車が映っていた。

大統領府の報道官は声明で、すべての道路利用者に対し、交通規則を遵守するよう呼びかけた。

コートジボワールの人口は約2900万人。道路の整備は近隣諸国に比べると行き届いているが、近年交通事故が増加傾向にあるという。

政府の統計によると、交通事故の死者数は年間1000~2000人。

南部の市道で先月発生した事故では21人が死亡、10人が負傷した。

9月には北部の高速道路で石油タンクローリーがバスに衝突・爆発し、13人が死亡、44人が負傷した。

政府は昨年、ポイント制の運転免許証を導入。違反内容に応じて減点するようにした。

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