ギニアのリオ・ティント鉱山で事故、契約社員1人死亡
事故は首都コナクリ郊外の鉱山で22日に発生した。
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英豪系資源大手リオ・ティントは23日、アフリカ西部・ギニアにある同社の鉱山で事故が発生し、契約社員1人が死亡したと明らかにした。
それによると、事故は首都コナクリ郊外の鉱山で22日に発生したという。
リオ・ティントは声明で、「事故を受け、この鉱山はすべての活動を停止している」と述べた。
また同社はCEOが現地を訪問し、再発防止対策や安全な作業環境の確保に向けた措置を講じる予定であると明らかにした。
軍事政権はこの事故に関するコメントを出していない。
ギニアの25年上半期のボーキサイト輸出量は36%増加し、過去最高の9980万トンを記録した。
ギニアのボーキサイト埋蔵量は世界最大で、70億トン以上と推定されている。また、生産量も世界トップクラスで、中国は国内で消費するボーキサイトの半分をギニアから輸入している。
軍政は過去数カ月で数百件の採掘許可を取り消している。
ギニアはボーキサイトを含む豊富な天然資源(鉄、金、ダイヤモンドなど)をうまく活用できていないと長年指摘されてきた。