タンザニアで選挙戦スタート、10月29日投開票、主要野党参加できず
ハッサン氏はよく知られていない16人の候補の挑戦を受けることになる。
のハッサン大統領(AP通信).jpg)
大統領選と議会選を含む総選挙の投票日は10月29日、最大野党CHADEMAは選挙改革要求の一環として行動規範への署名を拒否したため4月に失格処分となった。
ハッサン(Samia Suluhu Hassan)大統領は最大都市ダルエスサラームで選挙キャンペーンをスタートさせた。
CHADEMAの党首であるトゥンドゥ・リス(Tundu Lissu)氏は4月の選挙集会で演説した後、逮捕され、国家反逆罪で起訴されている。
リス氏は2020年の大統領選で2位となった人物で、ハッサン氏の最大のライバルと目されていた。
ハッサン氏は与党・タンザニア革命党(CCM)の集会で演説。支持者の歓声に応えた。
一方、選挙管理委員会は27日、野党第2党である変革と透明性のための同盟(ACT-Wazalendo)の大統領候補の出馬を拒否。ハッサン氏をバックアップした。
選管は拒否した理由を明らかにしていない。
ハッサン氏は2021年、マグフリ(John Magufuli)前大統領が亡くなったことを受け、大統領に就任した。
ハッサン氏はマグフリ氏による野党やメディアに対する制限を緩和したことで称賛された。
しかし、選挙が近づくと野党への取り締まりが強化され、CHADEMAの政治家など、多くの野党関係者が逮捕された。
マグフリ氏は2015年に政治集会を禁じた。ハッサン氏は和解戦略の一環として、23年にこの禁止令を解除した。
ハッサン氏はよく知られていない16人の候補の挑戦を受けることになる。
タンザニアの経済は農業への依存度が高いものの、近年の比較的安定した政治と財政政策を背景に、鉱業、情報通信、建設業、観光業などのサービス業が順調に成長。年平均6~8%の経済成長を遂げている。