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▽ミニグリッドは分散型電源によって特定の地域内に電気を供給する小規模な発電網を指す。
送電鉄塔(Getty Images)

アフリカ西部・ナイジェリアが汎アフリカ分散型再生可能エネルギー(DRE)企業であるウィライト(WeLight)社と2億ドルの取引に合意し、農村地域で生活する数百万人に信頼できる電力を供給することを目的に、数百の再生可能ミニグリッドを展開する予定だ。

アフリカで最も人口の多いナイジェリアは国内で消費する電力における再生可能エネルギーの割合を22%から50%に引き上げようとしており、それを達成するために、民間企業に投資を募っている。

ミニグリッドは分散型電源によって特定の地域内に電気を供給する小規模な発電網を指す。

世界銀行とアフリカ開発銀行が支援するこのプロジェクトはナイジェリアの農村部を中心に400のミニグリッドを開発・運営し、推定150万人から200万人の電力アクセスを改善し、地域経済を活性化させることを目的としている。

ウィライト社は10日、ナイジェリア政府と覚書を交わしたと発表した。

同社は声明で、「このプロジェクトはナイジェリアの数百万人にクリーンな電力を提供するための飛躍を意味するだけでなく、弊社が真の汎アフリカ企業になるという野望をサポートするものです」と述べた。

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