▽BRICSのパートナー国はこれで9カ国(ベラルーシ、ボリビア、キューバ、カザフスタン、マレーシア、タイ、ウガンダ、ウズベキスタン、ナイジェリア)となった。
BRICS(新興5カ国)の輪番議長国であるブラジルは17日、ナイジェリアがBRICSの「パートナー国」として承認されたと明らかにした。
ブラジル政府は声明で「「世界第6位、アフリカ最大の人口を擁し、アフリカ大陸の主要経済国のひとつであるナイジェリアのパートナー国入りを歓迎する」と述べた。
BRICSのパートナー国はこれで9カ国(ベラルーシ、ボリビア、キューバ、カザフスタン、マレーシア、タイ、ウガンダ、ウズベキスタン、ナイジェリア)となった。
BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国によって2006年に設立され、2010年に南アフリカが加盟。23年にはイラン、エジプト、エチオピア、UAE(アラブ首長国連邦)の4カ国、今年初めにインドネシアが加盟した。
サウジアラビア、トルコ、アゼルバイジャン、マレーシアが正式に加盟を申請、その他数カ国が関心を示している。
トランプ(Donald Trump)次期米大統領は昨年、BRICSが米ドルを弱体化させるような行動をとれば、BRICSに対して100%の関税を課すと警告した。
BRICSの首脳はドルに依存しない決済システムの導入を目指すと表明している。